小説(ラノベ)の文章力が上達する12の文章作法

執筆

 

どうも、ノマドクリエイターのショウヘイ(@shohei_creator)です。

 

こちらの記事では、読者から上手いと思われる作法をまとめまています。

 

初歩的な文章作法から学びたい場合は、次の2記事を先に読んでください。

小説・ラノベの文章作法【初心者向け】|書き方の基本ルール

2018.09.09

読みやすい小説(ラノベ)の書き方とは|文章作法まとめ

2018.10.04

 

 

同じ言葉を繰り返さない

 

言い方が違うだけで、意味するところが同じ言葉は多くあります。

言葉の重複は、無駄そのものです。文章の美しさを損なって、読み手をうんざりした気分にさせてしまいます。

重複する言葉があったら、省略するか、別の表現に置き換えましょう。

間違った例

息子が東京上京する。

※上京は「東京へ行く」という意味。「東京へ東京へ行く」ということなってしまう。


勉強することをやらないことは、成績の低下につながることになる。

※同文中に「こと」が3つもあるので、うるさい印象になる。「こと」を使う時は、一文に1つまでに抑えておこう。


彼がお化け屋敷を前にして逃げ出した理由は、いくつかのわけがある。

※「理由」も「わけ」も同じ意味。どちらかを削るか、書き換える必要があります。

正しい例
  1. 息子が上京した。
  2. 息子が東京へ行った。

勉強をやらないと、成績の低下につながることになる。


彼がお化け屋敷を前にして逃げ出した理由は、いくつかある。

 

 

 

内容が重複する文を削り取る

 

語句が大きく違っていても、意味するところが同じ場合もあります。

後に出てくる重複表現をゴッソリと削って、簡潔な文章にしましょう。

間違った例

日本の石油資源は、海外輸入に依存している。石油販売業者の意向によって、ガソリン価格は大きく左右されてしまう。日本で採掘できる石油が極めて少量だからだ。ガソリン価格が上がるか下がるかで、運送業者の必要経費は大きく変わる。

※「海外輸入に依存している」と「日本で採掘できる石油が極めて少量」は同じ意味です。「ガソリン価格が上がるか下がるか」は「ガソリン価格次第」と短く表現できます。

正しい例

日本の石油資源は、海外輸入に依存している。石油販売業者の意向によって、ガソリン価格は大きく左右されてしまう。ガソリン価格次第で、運送業者の必要経費は大きく変わる。

 

 

 

「~である」を多用しない

 

「である」調は、言い切り表現なので、堅苦しい印象があります。

また「~である。~である。~である」のように、語尾に何度も「である」を使うと、くどくどしい印象になります。

 

間違った例

吾輩猫である。名前はまだ無いのである
どこで生れたかとんと見当がつかぬのである。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶しているのである

※原文を「である」調に改変

正しい例

吾輩猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。

※原文

 

 

 

接続語を多用しない

 

「そして」「すなわち」「つまり」「しかし」「だが」「また」「かつ」のような接続語は、使わなくても文の前後がつながることもあります。その場合は、不要な接続語を削り取りましょう。自然と読点の数も減るので、読みやすい文章に仕上がります。

ただし、逆接の接続語は、残した方がいい場合が多いです。前後で文の意味がガラリと変わるので、意味変化の目印になる逆接があると、文章が読みやすいからです。

間違った例

世界中で地球温暖化を防ぐ活動が起きている。すなわち、植林で森林面積を増やして、かつ石油消費量の少ない新製品を開発している。そして、大気中の二酸化炭素濃度を低くして、未来の人々が豊かな地球資源を受け取れるようにするのだ。世界中の人々が協力すれば、やがて地球温暖化は収まるだろう。しかし、一朝一夕で実現することではない。数十年~数百年という時間をかけて、少しずつ進めていく努力が求められる。

正しい例

世界中で地球温暖化を防ぐ活動が起きている。植林で森林面積を増やしたり、石油消費量の少ない新製品を開発したりしている。大気中の二酸化炭素濃度を低くして、未来の人々が豊かな地球資源を受け取れるようにするのだ。世界中の人々が協力すれば、地球温暖化は収まるだろう。しかし、一朝一夕で実現することではない。数十年~数百年という時間をかけて、少しずつ進めていく努力が求められる。

 

 

 

「い」抜きと「ら」抜きに注意する

 

「い」抜きと「ら」抜きは、話し言葉で使ってしまいがちです。しかし、文章で使ってしまうと、大雑把や軽率と読み手に思われてしまいます。

間違った例

私は君を愛してる。


麺500グラムの大盛ラーメンなんて食べれない。

正しい例

私は君を愛してる。


麺500グラムの大盛ラーメンなんて食べれない。

 

 

 

程度表現は具体的な数字を使う

 

程度を表す表現には「かなり」「いっぱい」「すごく」などもありますが、何をを基準にしているか、人それぞれ違います。書き手と読み手の感覚が同じでなければ、正確に伝わりません。

価格・面積・高さ・距離など、何かの程度を表す場合は、なるべく具体的な数字で表現しましょう。どの程度なのか、読み手に正確に伝わりやすくなります。

間違った例

富士山は、すごく大きな山だ。

正しい例

富士山は、標高3776メートルの大きな山だ。

 

 

 

語調をそろえて、文末に変化をつける

 

語調には「~だ」「~である」「~です・ます」「~でございます」といくつか種類があります。語調をそろえると、文章全体に統一感が生まれます。

ただし、語調をそろえる時は、文末に変化をつけるようにしましょう。いつも「~である」で終わる文が続くと、単調な印象を読み手に与えます。体言止めも活用して、文末を多彩にしましょう。、

間違った例

沖縄は秋でも暖かく、晴れた日は半袖シャツでも汗ばむくらい。しかし、紫外線が強いので、屋外に長時間いる時は、長袖シャツを着た方がいいです。熱中症対策として、水筒などを持ち歩くことをオススメする。塩分補給用に塩飴などを用意しておけば、準備は万全である

正しい例

沖縄は秋でも暖かく、晴れた日は半袖シャツでも汗ばむくらいです。しかし、紫外線が強いので、屋外に長時間いる時は、長袖シャツを着た方がいいでしょう。熱中症対策として、水筒などを持ち歩くことをオススメします。塩分補給用に塩飴などを用意しておけば、準備は万全

 

 

 

二重敬語を使わない

 

敬語を使ったからといって、必ず丁寧になるわけではありません。敬語に敬語を重ねる表現(二重敬語)は、ゴマすりのような卑屈な印象が強くなります。

間違った例

教授がおっしゃられた理論に基づいて仮説を立てて、検証実験に取り組む。

※「言う」の尊敬語「おっしゃる」と敬意を示す語「られる」の二重敬語


主人が夕食をお召し上がりになった。

「食べる」の尊敬語「召し上がる」と敬意を示す語「お(御)」の二重敬語


関係者各位様にご連絡します。

「一人ひとり」の尊敬語「各位」と敬意を示す語「様」の二重敬語

正しい例

教授がおっしゃった理論に基づいて仮説を立てて、検証実験に取り組む。


主人が夕食を召し上がりになった。


関係者各位にご連絡します。

 

 

 

カタカナ語を乱用しない

 

「コミット」「ソリューション」「プレゼンテーション」「シナジー」「スキーム」「クライアント」というようなカタカナ語(外来語)は、日常会話で使われていません。

安易にカタカナ語を使うと、読み手が意味を知らなかった時は「なにこれ、どういう意味?」と戸惑ってしまいます。

間違った例

クライアントのニーズにコミットしてバリューサプライする。


クライアントにアピールするために、会社のコンセプトとイシューをプレゼンする。

正しい例

顧客の需要に取り組み、価値を提供する。


顧客に印象付けるために、会社の理念と課題を提示する。

 

 

 

強調表現にカタカナや鉤カッコを使う

 

特定の言葉を鉤カッコで囲んだり、あえてカタカナで表記することで、強調できます。

ただし、何度も強調表現を使うと、うっとうしくなります。多くても、2回までに留めておきましょう。

間違った例

キャッチボールや素振りは、野球の基本のきだ。

正しい例

キャッチボールや素振りは、野球の「基本のキ」だ。

 

 

 

読み手の五感を刺激する

 

現実世界は、色・音・匂い・味・感触など、さまざまな刺激に満ちています。五感で感じられる情報を文章描写に加えると、文章に立体感が生まれます。

間違った例

ショートケーキを食べると、甘いホイップクリームと酸味のきいたイチゴの風味が口いっぱいに広がった。それらがスポンジケーキと合わさり、なんとも言えない絶妙な味を生み出している

※抽象的な表現が多め

正しい例

ショートケーキを食べると、ふわふわなホイップクリームの甘みが舌の上に広がった。続いて、濃厚な生クリームの香りが鼻腔をくすぐる。みずみずしい新鮮なイチゴを噛みしめると、程よい酸味の果汁がジュワジュワッとあふれ出す。途端、イチゴの爽やかな香りが鼻腔を突き抜けた。

※五感で得られる情報が多め

 

 

 

登場人物の感情表現に『生理的な変化』を加える

 

登場人物の感情を描写する時、ただ単に「喜んだ」や「怒った」と書いても、抽象的で立体感に書けます。そこで、登場人物の『生理的な変化』を書き足しましょう。読者は、より具体的に登場人物の様子を感じられます。

間違った例

ケーキが甘い。

激しい怒りを覚えた。

悲しみを抱く。

正しい例

ケーキが甘くて、思わず頬の肉がゆるんでしまう。

手が震えるほど激しい怒りを覚えた。

胸が押しつぶされるような悲しみを抱く。

 

 

 

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2018.10.03


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