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異世界やゲーム世界の転生・召喚チート設定の人気、かなりマズイんじゃないかという話

出来レース

 

どうも、ノマドクリエイターのショウヘイ(@shohei_creator)です。

 

「娯楽としての小説・ラノベ」は衰退していくだろうな~という話に続き、今回は「異世界またはゲーム世界に転生・召喚されて、チート系の能力をもらえる」という設定の危うさについて深堀りしていこうかと。

こちらも検索需要を気にせず、私が今の小説・ラノベ業界の傾向から感じている雑感を書いていくつもりです。

 


物語の「お菓子化」が止まらない

 

色々と切り口はあるのですが、とりあえず「現実世界を否定して、楽して特殊な能力を手に入れて、自分の行動が結果に結びつきやすい」という設定がもたらす危うさについて。

 

作品としての危うさは、物語のお菓子化が加速していることですね。物語の物語性が軽視される傾向が強まっています。お菓子のように「栄養なんて関係ないから、甘くて美味しければ正義!」みたいな感じです。

物語のお菓子化の先にある未来って、文章媒体を軸にした娯楽作品(小説・ラノベ)の死滅だと思うんですよね。

 

2000年に入って少し経ってから、ライトノベルが小説市場に登場し始めた気がします。その後の市場規模の拡大っぷりは、あなたも知るところでしょう。

未だに数多くのライトノベルが市場に投入されていることから、今の読者の多くが娯楽性に特化した物語を求めていることが窺い知れます。

 

ライトノベルの売りは、娯楽性を追求した手軽さにあります。

平易な文章で構成されており、実社会の複雑な人間関係は、それほど描かれません。主人公は10代が採用されることが多く、恋愛青春や冒険ファンタジーの切り口が多いため、愉快・痛快な物語になりやすいです。

 

昨今のライトノベルの傾向としては、異世界やゲーム世界に転生・召喚される設定が大人気です。その設定に加えて、転生・召喚時に特異な能力を与えてもらったり、あるいは覚醒したりする設定が鉄板のようですね。

言い換えれば、物語ではなくて、設定を楽しんでいるわけです。物語は添え物ですね。設定を活かすためのオマケのような位置づけです。

 

……ところで、「娯楽をもたらす設定」を楽しむことが目的なら、わざわざ文章媒体である必要って、どの辺にありますかね?

 

 

 


別に文章媒体(小説・ラノベ)じゃなくて良くない? むしろ悪いよね

 

「娯楽としての小説・ラノベ」は衰退していくだろうな~という話でも触れましたが、今は動画媒体が軸の娯楽作品があふれ返っています。

 

代表例はスマホゲーム・YouTuber動画・VRゲームなどです。現状でも充分に脅威ですが、この先、新たな娯楽媒体も何かしら登場することでしょう。

VRゴーグルを小型軽量化していって、やがてメガネ規模、さらにはコンタクトレンズ規模になることはあり得そうですね。そうなってくると、常に現実と仮想が入り混じる混合世界を楽しめそうですね。

現実世界とゲーム世界を繋げた娯楽としては、今のところポケモンGOが分かりやすい例ではないでしょうか。ポケモンGOは、現実の風景にキャラクターを載せたり、位置情報を組み合わせたりしていましたが、あれがスマホ画面無しでも出来る感じです。

ポケモンGO

 

 

まあ、今後にどんな娯楽物が登場しても構いません。重要なことは、わざわざ文章媒体から娯楽を得る必要性が薄れていくということです。

 

時代が「より手軽に、より多くの娯楽を」という傾向にあることは、今の異世界転生・召喚チート物語の流行っぷりからも読み取れます。

異世界転生・召喚チート物語の流行は……ある意味では「楽しむために時間と手間を要する文章媒体の娯楽」を否定していませんかね?

読者は手軽かつ迅速に娯楽を得たいのですから、文章媒体の小説・ラノベって、むしろ非効率じゃないですか。

 

非効率なビジネスモデルって、絶対に潰れますよ。社会から必要とされませんから、お金の循環が起こりません。

先日、「全国のTSUTAYAが相つぐ閉店」みたいなネットニュースを見かけました。私の近所では、5年ほど前にTSUTAYAが消えていましたね。

月額動画見放題サイトなどの「自宅にいながら・大量の動画を・レンタルするよりお得に」という三拍子そろったサービスが提供されているのだから、まあ……潰れて当然ですね。

解体・取り壊し

 

 

要するに、物語の娯楽性を追求した小説・ラノベは、より娯楽性に優れた別媒体に取って代わられる流れが自然なわけですよ。時間・労力・娯楽量という3点について、文章媒体が勝てるわけがありません。

ライトノベルの台頭、そして異世界転生・召喚チート物語の人気……その行きつく先は文章媒体の娯楽(小説・ラノベ)の死滅なんじゃないですかね。今の読者市場は、円熟期を過ぎて、下降期に入っているわけです。

 

現実世界を否定して、強くてニューゲームみたいな設定を山盛りにして……次はどんな切り口から攻めるのでしょうか。

人生そのものを否定して、天界や地獄が舞台? でも、異世界転生・召喚と大して変わらなそうですね。

一周回って、現実世界で泥臭い努力を積み上げて成功するような、古めかしいサクセスストーリー? 偉人伝や漫画形式の自己啓発本で間に合ってませんか、それ。

果たして、次にどんな娯楽ジャンルが生まれるのでしょうか。


 

 

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