どうも、ノマドクリエイターのショウヘイ( @shohei_creator )です。
ブログアシスタントのふーちゃんです。
個人の得意を売り買いできる、スキルフリーマーケットのココナラ。
自分の素顔・本名を公開しなくても、得意なことで稼げることは、とても魅力的ですよね。
しかし、匿名性が高いからこそ、詐欺または詐欺まがいの悪質サービスが数多く出品されやすいという問題もあります。
ココナラ運営も、問題ある出品サービスを手動で削除しているようですが、それにも限界があります。
甘い言葉に釣られて、詐欺・悪質なサービスを買ってしまうココナラ購入者は、後を絶ちません。
今回の記事では、ココナラの詐欺・悪質サービスを見分けるための注意点をまとめました。
記事の前半では、次の2つのことに触れます。
詐欺・悪質サービスを避けるために、重要な知識だからです。
- 詐欺師にとってココナラユーザーは何か
- 世界共通のビジネス原則
詐欺・悪質サービスを避ける 7 つの注意点は、記事の後半で紹介しますよ。
- ココナラの『楽して稼げる系サービス』は、絶対に疑え。十中八九、非道徳的か、もしくは特定サイトの規約違反行為に該当する。
- ココナラの高額な自動化(効率化)ツールは、手を出さない方が良い。結果的に稼げない場合が多すぎる。
- ココナラで本人確認していなかったら警戒すべし。後ろめたい理由があるかもしれない。
- ココナラのサービス購入者数・評価値は過信するな。いくらでも自作自演できる。
- Web ページ上の文字・数字データは、好きなように書き換えられる。稼いだ実績画像など、信用材料にならない。
- ココナラの出品サービス画像に札束やブランド品が載せられていたら、かなり危険度は高め。欲深で軽率なユーザーを引っ掛けようとしている。
- ココナラの出品サービス内容が不明瞭なら、近付かないこと。誠意ある出品者なら、サービス内容は具体的かつ詳細に書いてくれる。
あ、それと。
ココナラで詐欺まがいのサービスを買ってしまっても、3日以内に行動すれば、購入代金の全額を取り戻せるかもしれないです。
何をすれば返金してもらえるかについても、この記事のオマケとして書いておきますね。
詐欺師にとって、ココナラユーザーは絶好のカモ
詐欺師にとって、ココナラユーザーは絶好のカモです。
稼げる系の詐欺を仕掛ける人にとって、騙し取りやすい人(カモ)の特徴は、次の2つです。
- お金をより多く稼ぐことに対して、一般人より意欲的である
- その分野に対して、知識が不足している(いわゆる情報弱者)
ココナラは、スキルを売り買いする場所です。自分の得意な知識・技術を売って小遣いを稼ごうとする人が集まります(特徴1)。
また、大半のココナラユーザーは、お金を稼ぐ意欲が少し高いだけのただの一般人です。
アフィリエイトや転売・情報販売・株式投資や FX のように、『本格的で奥が深く、一般人にとって謎が多すぎるネットビジネスの稼ぎ方』に対して、ほとんど知識がありません(特徴2)。
つまり、詐欺師(特にネットビジネスに関する商品を取り扱う)にとって、ココナラユーザーさんは騙し取りやすい人の代表例……ってことなんですよね。
「楽して稼げる」は、ビジネス原則に反している
ビジネス原則の1つに、等価交換の原則があります。
何か手に入れるためには、それと同等の価値のある何かを差し出す……という原則です。
1万円を稼ぐためには、1万円相当の何かを差し出す必要があります。
単純な労働力・高度な技術・有益な情報……なんでも構いません。
もしくは、正当な方法で、誰かの1万円を手元に移す必要があります。
具体的には、株式投資や外貨為替取引( FX )です。
誰かが勝った分だけ、誰かが損するゼロサムゲームですね。
等価交換の原則を理解していれば、『知識や技術の無い一般人でも、簡単・短時間の作業で●●万円を稼げちゃう方法』なんて無いと、すぐに分かります。
鼻で笑ってやりたくなります。
一般人でも簡単・短時間で出来る作業から、どんな価値ある物を生み出せるというのでしょうか。
まともな方法だったら、時給 1000 円前後で人生を切り売りして、レジ打ちなどの単純作業をこなすくらいです。
一般人でも簡単・短時間で稼げる方法があるとすれば、非道徳的または非合法に関わるものと考えて、間違いありません。
等価交換の原則の例外として、特定のサービスに申し込んだ時のキャッシュバックが思いつくかもしれません。
案件によっては、報酬条件を満たすことで高額のキャッシュバックを得られます。
この手の案件は、クレジットカード・保険・回線契約のように、ライフタイムバリューが高い商品の申し込みが代表例です。
つまり、長い目で見れば、あなたが『キャッシュバック以上の利用料金』を企業に払うことになります。
だから、1万円を超えるようなキャッシュバックをおこなってでも、企業は顧客の獲得に必死になります。
人間社会で暮らしている限りは、あらゆる取引が等価交換の原則に従いますよ!
ココナラで詐欺・悪質サービスを買わないための2つの注意点(サービスの種類)
ココナラの詐欺サービスを回避するために、何に注意すべきかについて、1つ1つ説明していきます。
ココナラの「楽して稼げる系サービス」は、絶対に疑おう
「誰でも簡単作業で高額のお金を稼げます」という謳い文句のサービスは、基本的に疑うようにしましょう。
楽して稼げる系のサービスを買わないようにすれば、詐欺被害にあう危険性は、限りなくゼロになります。
『知識や技術の無い一般人でも、簡単・短時間の作業で●●万円を稼げちゃう方法』は、まずありえません。等価交換の原則に反しています。
具体的な手法があったとしても、それは非道徳的または非合法に関わるものと思って間違いありません。
非道徳的、非合法……怖いですね。
いきなり逮捕みたいなことは起こらないけれど、無断転載を代表例とするように、特定サイトの利用規約に違反することが多すぎるね。
もちろん、アカウント停止や収益没収のような罰則を課されるよ。
え、収益も没収されちゃうんですか!
広告収益を得られるプラットフォームの場合は、収益を没収されるよ。
転売とは違って、仕入れ費用は関係ないから、没収しても実損は無いわけだし。時間と労力を損するだけでしょ。
まあ、教材代やセミナー代を回収できなくなるから、お金と時間を損する危険性は高いだろうね。
稼ぎ方を学ぶためにお金を支払ったのに、元手すら取り返せずに損しちゃうなんて、矛盾してますよ~!
まさしく、そのとおり。
個人で稼ぐ方法を身につけたいなら、必ず正当な手段で挑んだ方がいいよ。
楽して稼げる方法は、収益没収のような危険もあるし、資産価値も無い。やり方が通用しなくなったら、今までも努力は、本当に水の泡になる。
そのことを実感してもらうために、2つの具体例を紹介するよ。
具体例1:メルカリ無在庫転売
メルカリ無在庫転売は、フリマサイトのメルカリを使った転売手法です。
以下、メルカリ無在庫転売の大まかな手順です。
- メルカリにて、通販( Amazon )の商品情報を出品。出品画像に Amaozn 商品画像を使う。出品タイトルは、 Amazon 商品名をコピー & ペースト。同様に、出品説明文は、 Amazon 商品説明文をコピー & ペースト。
- メルカリで出品が購入されたら、その Amazon 商品を買い、配送先にメルカリ購入者ユーザーの住所を設定。
- Amazon 商品をメルカリ購入者ユーザーが受け取り、メルカリにて出品物の取引が完了する。
- 出品者の手元に転売利益(メルカリ出品価格-販売手数料(出品価格の 10% )- Amazon 商品の購入価格)が残る
つまり……手元に商品の在庫が無くても、 Amazon の商品をメルカリに横流しすることで、ちょっとした転売利益を稼げるってことですね。
パソコンやスマホさえあれば、とても手軽に転売で稼げる。
1商品あたりの転売利益は少ないけれど、そこは数でゴリ押しすれば、ある程度の金額は稼げるよ。
すごいです!
ビジネス初心者でも、実践しやすい転売ですね。
出品もコピペで出来ちゃうみたいですし、作業が簡単そうです。
理論上は、ね。
でも、ちゃんと落とし穴があるから、注意してね。
メルカリ無在庫転売の落とし穴は、メルカリの利用規約に違反していることです。
メルカリでは、『手元に在庫を持たない状態で商品情報を出品すること』が禁止されています。
利用規約の違反がバレた場合は、メルカリアカウントが無期限凍結されます。
つまり、メルカリ無在庫転売は、アカウントを使い捨てることが前提の転売手法です。
ちなみに、振込先に登録した銀行口座は、ブラックリストに登録されるようです。今後、メルカリの売り上げ金の振り込み先として、その銀行口座を指定できなくなります。
アカウントの無期限凍結ですか……。
アカウントを量産できなければ、1発でアウトですね。
以前は、ヤフオクで、普通にメルカリアカウントが販売されていたんだよ。
たしか、1アカウント 500 円くらいだったかな?
あ、ヤフオクでアカウントが販売されているんですね。
それだったら、新しく買えば……って、以前は?
そう、以前は。
販売業者が逮捕されちゃったんだよね。私電磁的記録不正なんちゃらで。
メルカリが無在庫転売者を根絶するために、警察と連携して、見せしめの逮捕を何度かおこなったんだ。
そのおかげで、ヤフオクにいたアカウント販売業者は、一斉に撤収した。
逮捕されたんですか!
そこまで大事になるなんて……。
そんなわけで、一般の転売業者は、アカウントを補充できなくなった。
つまり、メルカリを利用した無在庫転売で稼げなくなったんだ。
具体例2: BuzzVideo ( TopBuzzVideo )の無断転載
動画アプリの BuzzVideo (旧名: TopBuzzVIdeo )を使った手法です。
BuzzVideo では、投稿した動画の再生数に応じて、広告収益が稼げます。
誰でも簡単作業で稼げるということで、一時期は話題になったんだよ。
ココナラでも、 BuzzVideo 系のサービスが大量に出品されていたね。
今でも出品されているようですよ。
たくさんのココナラユーザーが買っていたみたいです。
それはそれは……可哀想に。
……ちなみに、どんな手法なんですか?
YouTube や Twitter に投稿されている人気動画を丸パクリして、 BuzzVideo に投稿するってやり方だよ。
わ、わーお……。
BuzzVido を利用して稼ぐ方法は、基本的には、他の投稿サイトにある人気動画をダウンロードして、 BuzzVideo に無断転載するというものです。
無断転載自体も問題ですが、 BuzzVideo の利用規約では、他者が著作権を持つ動画の投稿(無断転載)は禁止されています。
利用規約違反が前提の稼ぎ方というわけです。
利用規約に違反するってことは……。
アカウント停止と収益没収が待っているよ!
(ショウヘイさん、なんだか楽しそうだなぁ……)
著作権侵害(最悪の場合は、著作権者から訴訟を起こされる)という危険を大量に犯して収益を積み上げても、全くの無意味です。
BuzzVideo 運営スタッフにバレたら、収益は全額没収されます。1円も稼げません。
実際、 BuzzVideo サイト内のフォーラムでも、収益没収に嘆くユーザーコメントが多く見られました。
私自身、 BuzzVideo に興味を持って、どのように稼ぐ手法なのか調べました。
そして、その稼ぎ方が大量無断転載が前提であり、かつ『利用規約違反による収益完全没収』という落とし穴があると気づきました。
ショウヘイさんは、動画転載の稼ぎ方を避けたわけですね。
道徳面の問題もあるけれど、長期的に稼げる見込みが無かったからね。
BuzzVideo に記事投稿の仕組みがあったから、引用方式で合法的に動画を掲載して稼げないか……と試したことはあったけれど、非効率だから止めたんだ。
正攻法で挑もうとしたんですね。
いろいろと経験したおかげで、正攻法以外の稼ぎ方は、長期の挑戦価値が無いって分かっていたからね。
どうせ努力するなら、ブログ記事や YouTube 動画の投稿のように、資産価値のある努力を積み上げた方がいいんだ。
結局のところ、それが近道だし。
急がば回れ、ですね!
あれ? でも…… BuzzVideo で大金を稼いでいる人、そこそこ多いですよね。
ココナラでも、収益表を載せている出品者は多いですし、毎日それなりの収益を上げているようです。
あー……それね。
信じない方がいいよ。
Web ページの数字や文字って、表面だけなら、簡単に書き換えられるから。
やろうと思えば、「 BuzzVideo で日収1万円を稼いじゃいました!」みたいに、収益表の数字を調整できるから。
Web ページの数字って、自由に変えられるんですか!
すごく簡単だよ。あとで実例を見せるね。
メルカリで 100 万円を稼いじゃった風にしたり、 BuzzVideo で日収1万円越えしちゃったぜ風にしたりするよ。
ココナラの高額な作業自動化(効率化)ツールは疑え
ココナラで高額の価格で販売されている自動化(効率化)ツールもまた、稼げない危険性が高いです。
ツールの性能自体に不備がある……という危険もあります。
しかし、表面的に分かりづらい危険の1つに、そのツールを使うことが特定サイトの利用規約に違反するという問題がひそんでいます。
自動化ツールで代表的なものと言えば、バイナリーオプションの自動売買ツールでしょうか。
バイナリーオプションの人気な取引所は、ハイローオーストラリアですが……。自動売買ツールを用いた取引は、利用規約で禁止されています。
ツール利用が発覚したら、口座を凍結(つまり収益没収)されます。
ギャンブルっぽい稼ぎ方では、自動化ツールの取引は禁止されているんですね。
バイナリーオプションについては、ユーザーが勝てば勝つほど、胴元である運営サイトが損するからね。
ド素人でも勝てちゃうような自動売買ツールが出回っていたら、そりゃ規制するだろうね。
(まあ、本当に勝てるかどうかは、別の話だけれど……)
別の具体例は、 SNS アカウントを利用した大規模拡散ツールです。
不特定多数のユーザーアカウントを遠隔操作(通称:乗っ取り)して、特定メッセージを拡散させるというものです。
この手の拡散行為は、 SNS の利用規約に違反します。また、アフィリエイトサービスを提供している企業( ASP )の利用規約でも禁止されています。
つまり、拡散行為が成功して未確定アフィリエイト収益が積み重なったとしても、 ASP 利用規約違反による収益没収の危険があるわけです。
なるほど、拡散系のツールも危険なんですね。
たとえ SNS の仕様を上手く使っていても、誰かの迷惑になるような拡散行為は、その時点でアウトだね。
仮に拡散が上手くいっても、アフィリエイト報酬を支払ってくれるサイト( ASP )から怒られて、収益没収されるのがオチだろうね。
まとめ記事を自動で作るツールもまた、問題を抱えています。
記事を自動で作るということは、他人が書いた記事を大量に自動収集するということです。つまり、無断転載が基本になります。
まとめ記事が著作権者に見つかったら、ややこしいこと(クレームまたは訴訟)になります。
また、転載して作った記事は、 Google 検索エンジンからコピーコンテンツとして認識されるので、検索結果の上位に表示されません。
記事の自動収集、ですか……。ちょっと想像がつきませんね。
どんな感じなんですか?
詳しい仕組みは分からないけれど、たぶん、最初に検索キーワードを指定するんだろうね。
その後に、ツール側で上位表示されているサイト記事を検出して、記事の HTML や CSS を読み取って、指定されたサイトに再構成した記事を投稿するんじゃないかな。
なんたかハイテクですね。
でも、やっていることは、基本的に無断転載だからね。
Google 大先生からは、蛇蝎のごとく嫌われる。
記事は検索結果に上位表示されないから、アフィリエイトで稼げる見込みも無い。
楽して稼ごうと考えている時点で、根本から間違っているわけですね。
ココナラで詐欺・悪質サービスを買わないための5つの注意点(ココナラ要素)
ここまでは、注意すべきサービスの種類を紹介しました。
記事の後半では、ココナラ内の要素(プロフィールやサービス説明)を取り上げて、どこに注意すべきなのか説明していきます。
ココナラで本人確認しているかどうか
ココナラで本人確認しているかどうかは、注意点の1つです。
ココナラで本人確認済みの場合は、下の画像のようにマークが表示されます。
ココナラで本人確認するためには、個人特定できる公的書類データ(運転免許証などの撮影画像)をココナラ運営に提出する必要があります。
本人確認している時点で、ココナラ運営にとっては、その出品者についての秘匿性は無くなります。
何か後ろめたいサービスを出品しようと思っている出品者ほど、本人確認を避けます。
本人確認マークの有無は、そのココナラ出品者が信用できるかどうかの判断要素となります。
ただし、本人確認しているからといって、プロフィール画像に本人写真を使わなければいけない規約はありません。
私たちでは、本人確認しているココナラ出品者でも、身元を特定できません。
本人確認マークの有無は、あくまでも判断要素の1つです。
過信は禁物ですね。
ココナラのサービス評価数と高評価を過信するな
ココナラに出品されているサービスについて、信用できるかどうかを判断する時に、サービス評価数の多さと平均評価の高さに着目しているココナラ購入者は多いでしょう。
他にいる多くのココナラ購入者から高評価されているサービスであれば、信用しても大丈夫な気がしますよね。
しかし、サービス評価数の多さ・平均評価の高さは、絶対的に信用できるものではありません。
複数アカウントでサービスを購入・高評価を付ければ、いくらでも自作自演できてしまうからです。
現時点では、ココナラのアカウントを作成する時に、 SMS 認証が必要ありません。
携帯電話の番号を送信先に利用するショートメッセージサービス( SMS )を活用した認証方法。
SMS を使って暗証番号を送ることで、本人確認とセキュリティ向上の効果がある。
SMS 認証は、携帯電話(もしくは固定電話)の番号が必要となります。電話番号は、1人1つしか持っていないことが基本です。
複数の電話番号を持っていない限りは、 SMS 認証によって、ココナラアカウントを量産できなくなります。
しかし、ココナラのアカウントを作成する時に必要となるものは、メールアドレスと登録者情報だけです。
メールアドレス自体は、簡単に量産できます。
たとえば、 Yahoo! メールのセーフティアドレス機能を使う方法です。もしくは、 Gmail のエイリアス機能を使っても、メールアドレスを量産できます。
つまり、現時点のココナラの仕様では、個人でもアカウント量産が可能です。
量産したココナラアカウントにログインして、自分のサービスを購入すれば、簡単にサービス評価数を増やせますし、高評価を付けられます。
それぞれのココナラアカウントを作成する時&ログインする時に、異なる端末を使うようにすれば、同一ユーザーのアカウントであると気付かれにくくなります。
たとえ同一端末を使う場合であっても、 IP アドレスをずらし、ブラウザ cookie を消去すれば、大まかに同一性を消せます。
SMS 認証が導入されていない以上、どこにでもいる個人でも、簡単にココナラアカウントを量産できます。
自作自演でサービス評価数を増やしたり、高評価をつけたり出来るので、サービス評価数の多さ・平均評価の高さを過信しないように。
【重要】 Web ページの数字データは書き換えられる
この知識については、特に重要であると感じています。
Web ページの文字・数字は、自由自在に書き換えられます。
悪用されたくないので、書き換え方法は説明しません。
書き換え後の結果のみを掲載しますね。
具体例1:メルカリ売り上げ金額の書き換え
こちらは、個人的に使っているメルカリアカウントの売上・振込申請ステータス画面です。
売上金は全て振り込み済みなので、現在の売上金は¥0になっています。
では、 Web ページ上の数字を書き換えます。
今回の具体例では、現在の売上金を 100 万円に書き換えました。
すごいです、簡単に売り上げ金が 100 万円になっちゃいました!
いっそのこと、1億円を目指しましょうよ!
なんか趣旨が違くない?
具体例2: BuzzVideo ( TopBuzzVideo )収益表の書き換え
別の具体例として、 BuzzVideo ( TopBuzzVideo )の収益表を書き換えてみましょう。
こちらは、私の BuzzVideo アカウントの収益表です。
半年近く前に、お試しで数本の記事を投稿しただけなので、収益は 116.58 円しかありません。その後、完全に放置してあります。
では、1週間分の動画収益に関する数字を書き換えます。
赤枠が囲んだ部分が、書き換え箇所です。
BuzzVideo に動画投稿したら、すぐに日収1万円超えでウハウハなんだけどwwww(大嘘
日収1万円以上……!
ショウヘイさん、今夜は叙々苑に行きましょう。焼き肉パーティーです。
いやいや。
絵に描いた餅だからね、これ。
ココナラのサービス画像に「札束やブランド品」が写されていたら、危険と思え
ココナラの『楽して稼げる系サービス』には、稼いだと思わしき札束や高級ブランド品の画像を掲載しているものがあります。
この手のサービスを見つけたら、危険度は高いと思いましょう。
札束やブランド品を見せて『これだけ楽に稼げました』と思わせる手法は、楽して稼ぎたい人を手軽に引っ掛けたい時に、昔から使われている方法です。
札束なんて、用意しようと思えば、とても簡単ですよ。
本物の万札を用意したいなら、自分の銀行口座から、貯金を 30 万円くらい下ろせば良いだけです。
手持ちのお金が無ければ、消費者金融に行って借りれば、現物の万札を大量に調達できます。
もっと手軽に用意するなら、バラエティグッズの『百万円札メモ帳』を買って、メモ帳の1番上に本物の万札を置けばいいだけです。
とてもお手軽に、大量の札束を持っているように見せかけられます。
ブランド品にしたって、そんなに高い物ではありません。
一般の主婦だって、地道に貯金してルイ・ヴィトンの財布やバッグを買った人なんて、いくらでもいるでしょう。
手元に置いて撮影するだけなら、レンタルという方法もあります。
レンタルなら、数千円~数万円ほどの料金で、かなり高額なブランド品を手元に用意できます。
こちらのサイトでは、高級時計レンタル「 KARITOKE (カリトケ)」を利用した人の体験記事が載せられています。参考になるでしょう。
ココナラの出品サービス内容が不明瞭なら、近づくな
サービス内容の情報が少なくて、どんなサービスが提供されるのか分かりづらいことは、詐欺・悪質サービスの特徴と言えます。
今のココナラの仕様では、サービス内容の説明文章は、最大 1000 文字まで設定できます。また、サービス画像は、最大 10 枚まで設置できます。
サービス内容を具体的に説明するには、充分すぎる設定機能です。
これだけの設定機能があるにもかかわらず、サービス内容の説明が数行だけしか書かれていなかったり、サービス画像が1枚だけ(もしくは未設定)であったりする場合は、悪質サービス・詐欺サービスの危険性が高いです。
- 不誠実な出品者であり、購入者のことを配慮していない
- 真面目にサービスを売り気が無い(売れたらラッキー程度に考えている)
- サービスの質が悪いので、そもそも伝えられる魅力が無い
- サービスの質が悪いと出品者が自覚しており、サービス内容を具体的に説明したくない
- 多数のココナラユーザーから通報される(ココナラ運営にバレたら規制される)ようなサービス内容なので、堂々と公開できない
ココナラで詐欺サービスを買ってしまった時に返金してもらえる方法
この記事のおまけとして、ココナラで詐欺サービスを買ってしまった時に、購入代金を返金してもらえる方法を紹介しておきます。
なお、サービスを買ってから 3 日以内でないと、有効に使えないかもしれません。過度な期待は、要注意です。
どんな方法なんですか?
とても単純!
サービス内容が非道徳または非合法の稼ぎ方であると分かったら、問い合わせからココナラ運営に伝えて、強制的な取引キャンセルを依頼するだけ。
ココナラ運営スタッフさんに介入してもらえば、たしかに取引をすぐにキャンセルできますね!
お金も戻ってきます。
……あれ?
じゃあ、3日以内って……どういう意味ですか?
3日以内という意味は、相手の詐欺サービス出品者が、サービス納品後に正式な回答を送ってきて、そのままトークルームがクローズしちゃうと、回収不可になるんだ。
正式な回答を送られてると、3日後に、トークルームはクローズするからね。だから、3日以内。
トークルームがクローズしちゃうと、ココナラ運営スタッフさんに問い合わせても、返金してもらえないんですか?
対応してもらえないんだなー、これが。
そんなもんなんだよ、ココナラ運営の対応って。
以前に、詐欺まがいのサービスを買ってしまった人から、相談を受けたことがあるんだよね。
サービスの内容は、ヤフオクと Gmail の自動返信を利用した、情報商材の自動販売の手法だね。もちろん、ヤフオクの利用規約に違反するやり方。
ざっくりと仕組みを説明しておこうか。
まず、ヤフオクに情報商材を出品する。価格は……まあ、3万円としよう。
次に、ヤフオクの商品説明欄に、「こちらの記事から商材を購入していただける方には、特別に 9800 円で販売します」という案内書きを記載しておいて、詳細を説明している記事の URL を記載。
記事の方では、商材の購入代金の振込先口座と連絡用メールアドレス( Gmail )を載せておく。指示としては、銀行振込した後に、メールで連絡してくださいという感じ。
あとは、ヤフオク経由で記事に訪れたユーザーが、実際に銀行振込をおこない、 Gmail に連絡メールを送るまで放置。
Gmail の方は自動返信に設定しておく。何かしら連絡メールが届いたら、商材の保管先 URL とパスワードを記載したメールを送信するってわけ。
こうすることで、ヤフオクの集客力をタダで借りて、何もしなくても銀行口座にお金が振り込まれてくる仕組みが出来上がる。
なるほど……。
でも、自動返信の機能を使うとなると、振込の連絡メール以外が届いても、返信しちゃいますよね。商材を保管している URL とパスワードが記載されたメールを。
ああ、それは気にしないらしい。
何かしらの質問メールなどが送られてくることを想定したうえで、この仕組みを作ったみたい。
割り切ったうえでの実行だと。
ヤフオクを通さない商品の売買ですから、たしかにヤフオクの利用規約に違反していますね。
そうなんだよね。
だから、自分に相談を持ちかけてきた人に、
「ココナラ運営に問い合わせれば、外部サイトの利用規約に違反する稼ぎ方をサービスとして提供しているとして、おそらく取引を強制キャンセルしてもらえますよ。その後に、返金されるはずです」
って返信しておいたんだ。
ただまあ、すでに詐欺サービス出品者との取引がクローズ状態になっていることを理由にして、ココナラ運営から対応を断られたって報告を受けたよ。
もちろん、返金処理も無し。完全な自己責任。
えっ、ひどい!
トークルームのやり取りを見れば、どんなサービスを納品したのか、すぐに分かるはずのに。
だから、詐欺サービスを買ってしまったら、正式な回答を送られてトークルームがクローズする前に、すぐにココナラ運営に問い合わせしろって話。
ココナラ運営……取引の仲介手数料として、少なくとも売上金の 25 %(税込)も持っていくくせに、この手の詐欺被害に関しては、自己責任で済ませてくるからね。
あなたが何かしらの詐欺サービスを買ってしまったなら、超速で行動した方がいいですよ。
トークルームがクローズしたら、ココナラ運営は、なーにも対応してくれないでしょうから。
ココナラの詐欺・悪質サービスを避ける注意点まとめ
- 詐欺師にとって、ココナラユーザーは絶好のカモ。
- 知識・技術の無い素人でも『楽して稼げる』は、等価交換の原則に反している。
- 注意点その1:ココナラの『楽して稼げる系サービス』は、絶対に疑え。十中八九、非道徳的か、もしくは特定サイトの規約違反行為に該当する。
- 注意点その2:ココナラの高額な自動化(効率化)ツールは、手を出さない方が良い。結果的に稼げない場合が多すぎる。
- 注意点その3:ココナラで本人確認していなかったら警戒すべし。後ろめたい理由があるかもしれない。
- 注意点その4:ココナラのサービス購入者数・評価値は過信するな。いくらでも自作自演できる。
- 注意点その5: Web ページ上の文字・数字データは、好きなように書き換えられる。稼いだ実績画像など、信用材料にならない。
- 注意点その6:ココナラの出品サービス画像に札束やブランド品が載せられていたら、かなり危険度は高め。欲深で軽率なユーザーを引っ掛けようとしている。
- 注意点その7:ココナラの出品サービス内容が不明瞭なら、近付かないこと。誠意ある出品者なら、サービス内容は具体的かつ詳細に書いてくれる。
ココナラで取引トラブルを回避するための注意点や対策方法などを紹介しています。
ココナラで面倒事に巻き込まれたくない場合には、こちらの記事も読んでおきましょう。
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ココナラについて執筆した 40 種類以上の記事をまとめたガイド記事です。
あなたが抱いているココナラについての悩みの大半は、このガイド記事によって解決するでしょう。
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