どうも、ノマドクリエイターのショウヘイ( @shohei_creator )です。
作家の収入は、とても不安定です。
売れっ子作家以外は、専業で食べていくことが難しい・・・・・・これが現実です。
兼業で作家を続けるにしても、本業の忙しさに時間を取られて、なかなか創作業が進まないことも多々あるでしょう。
作家として生きる将来を考えている人は、どれだけの作家が生き残るのか気になるところですよね。
今回の記事では、小説家・ラノベ作家の生存率を取り上げます。
小説家の5年生存率は、たったの5%しかない
小説家の生存率に関する具体的なデータは、インターネット検索しても、なかなか出てきません。
しかし、 2013 年に宝島社第 12 回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞された八木圭一氏は、作家の生存率について興味深いことを言っています。
八木氏は、とある取材記事の中で『年間に 200 人がデビューし、5年後も生き残るのは5%以下と言われています』と述べています。
統計データに基づく発言か分かりませんが、現小説家ですから、話の信ぴょう性は高いでしょう。
スランプに陥ったのか、本業が忙しくなりすぎたのか、創作業に飽きてしまったのか。
理由は分かりませんが、一般的な小説家の5年生存率は、5%と思っておきましょう。
ライトノベル作家の5年生存率は、約4割
ライトノベル作家の生存率については、非公式ですが、統計データが発表されています。
『ラノベ作家の生存曲線』という名目で、遠野九重氏が Twitter に画像を投稿していました。
この統計データでは、 1975 年 1 月 1 日~ 2016 年 12 月 31 日までの期間にデビューしたラノベ作家 4084 人が対象です。
これだけの長期間・大人数の統計データなら、充分に信用できますね!
統計データによると、ラノベ作家は、デビュー後から急激に業界から消えていきます。
3年目の時点で、生存率は 50.6% です。
5年目の時点で、生存率は 41% です。
ライトノベル作家の生存率は、一般小説家と比べてみれば、かなり高いようですね。
作家として生き残ることは、やはり難しい
統計データからも分かる通り、作家として生き残ることは、とても難しいことです。
仮に生き残れたとしても、ある程度のヒット作を生み出さないと、原稿料や印税で食べていける保証はありません。
本人の能力次第とはいえ、作家として生計を立てることは、一種のギャンブルと考えた方がいいでしょう。
安易に『作家として食べていく!』と発起して、いきなり専業で稼ごうとすることは、オススメできません。