どうも、ノマドクリエイターのショウヘイ( @shohei_creator )です。
ブログアシスタントのふーちゃんです。
この記事では、新潮社の自費出版の特徴・価格・資料請求などについて説明します。
新潮社とは
新潮社は、 1896 年 7 月に創業された新聲社を前身とする出版社です。
新潮社の自費出版の資料請求
新潮社の公式サイトの中を見て回りましたが、自費出版についての資料請求をおこなえる申込みフォームは見当たりませんでした。
もしかしたら、自社の自費出版について資料を配布していないのかもしれません。
自費出版について詳しく知りたいなら、文芸社・パレードブックス・お手軽出版ドットコムの資料を請求するといいですよ。
どの出版社も、とても作り込まれた資料を無料で郵送してくれます。
新潮社の自費出版の費用
新潮社の自費出版についての費用は、公式サイトにて、見本が掲載されています。
少部数・少ページの場合の費用は不明なので、気になるなら、お問い合わせフォームより新潮社スタッフに問い合わせてみるといいでしょう。
四六判 並製(ソフトカバー)
【仕様】
- 天地 191 ミリ×左右 130 ミリ
- 一般的な書籍の大きさ
ページ数 | 制作部数 | 料金(税別) |
200 ページ | 300 部 | 1,850,000 円 |
500 部 | 1,950,000 円 | |
1000 部 | 2,050,000 円 | |
300 ページ | 300 部 | 2,300,000 円 |
500 部 | 2,400,000 円 | |
1000 部 | 2,500,000 円 |
四六判 上製(ハードカバー)
【仕様】
- 天地 191 ミリ×左右 130 ミリ
- 一般的な書籍の大きさ
ページ数 | 制作部数 | 料金(税別) |
200 ページ | 300 部 | 1,950,000 円 |
500 部 | 2,050,000 円 | |
1000 部 | 2,150,000 円 | |
300 ページ | 300 部 | 2,400,000 円 |
500 部 | 2,500,000 円 | |
1000 部 | 2,600,000 円 |
A5 判 並製(ソフトカバー)
【仕様】
- 天地 210 ミリ×左右 148 ミリ
- A4 判用紙を二つ折りにした大きさ
ページ数 | 制作部数 | 料金(税別) |
200 ページ | 300 部 | 2,000,000 円 |
500 部 | 2,100,000 円 | |
1000 部 | 2,200,000 円 | |
300 ページ | 300 部 | 2,600,000 円 |
500 部 | 2,700,000 円 | |
1000 部 | 2,800,000 円 |
A 5 判 上製(ハードカバー)
【仕様】
- 天地 191 ミリ×左右 130 ミリ
- 一般的な書籍の大きさ
ページ数 | 制作部数 | 料金(税別) |
200 ページ | 300 部 | 2,100,000 円 |
500 部 | 2,200,000 円 | |
1000 部 | 2,300,000 円 | |
300 ページ | 300 部 | 2,700,000 円 |
500 部 | 2,800,000 円 | |
1000 部 | 2,900,000 円 |
新潮社の自費出版の流れ
新潮社の自費出版する時の流れは、以下の通りです。
- 原稿のアイデアなどの相談
- 原稿の執筆
- 原稿の整理
- 仕様の検討
- 見積もり・契約
- 完成原稿の受け渡し
- 校正
- 装幀の作成
- 完成
原稿のアイデアなどの相談
すでに出版したい原稿を書き進めていたり、あるいは本のアイデアだけが思い浮かんでいる状態であったりする場合は、いったん新潮社のスタッフに相談してみましょう。相談料は、無料です。
実際にスタッフと話してみることで、本の完成像が明確になり、さらに自費出版に必要な費用や制作期間の目安を推測しやすくなります。
原稿の執筆
本の完成像が明確になったら、原稿の執筆を進めていきます。
あなた自身で原稿を書き進めることが難しく感じた場合は、新潮社のスタッフに相談してみるといいでしょう。出版社の自費出版プランによっては、代行ライターに執筆をお願いすることも可能です。
原稿の整理
いったん原稿が書き上がったら、誤字脱字の確認・文章表現の改良・章の並び替えなど、念入りに推敲をおこなっておきましょう。
本に図や画像を掲載したいようなら、必要となる写真やグラフデータなどの資料を取り揃えましょう。
仕様の検討
原稿に合わせた判型・造本・本文のレイアウト・発行部数を検討する段階に入ります。
判型とは、本の大きさです。
標準的な書籍の判型は、「四六判」または「 A5 判」です。写真集や画集の場合は、もっと大きな判型が採用されることがあります。
造本とは、本のカバー・本の種類・口絵の有無・表紙の材質など、本全体の造りのことです。
見積もり・契約
本の判型・造本・ページ数・発行部数が確定してきたら、自費出版の費用の見積もりに移ります。
あなたが見積もりの内容に納得できるようなら、新潮社と自費出版についての契約書を交わします。
契約後に、いったん自費出版の費用の半額を前払いすることになります。残金は、自費出版が完了した後に、まとめて支払います。
完成原稿の受け渡し
原稿を編集者に渡して、レイアウトの細かな指定作業を終えてもらうと、ようやく印刷所に原稿データが送られます。
標準的な仕様の本であれば、順調に作業が進行した場合は、入稿から約 3 ヶ月で本が完成します。
校正
入稿から完成までの間に、校正者に協力してもらって、ゲラ(校正用に刷られた原稿)の校正をおこなっていきます。
校正の主な目的は、誤字脱字・事実関係の正誤・文章表現の誤りなどを確認することです。校正者が問題のありそうな箇所を強調・ただし書きを加えた状態で、あなたにゲラを渡してきます。
何度かやり取りを重ねて、「これ以上は修正する必要がない」という状態になったら、校正は終了(校了)です。
装幀の作成
装幀の製作作業を進めていきます。
カバーデザインや本文レイアウトなど、「このように作って欲しい」という要望があったら、必ず伝えるようにしましょう。
完成
本の印刷・製本が終わり、完成品を納品してもらえます。