物語におけるコンセプトの重要性|売れる小説・映画の作り方

 

どうも、ノマドクリエイターのショウヘイ(@shohei_creator)です。

 

今回の記事では、物語作りの主軸要素の1つ『コンセプト作り』について考察します。

 

 

物語におけるコンセプトとは

 

物語におけるコンセプトとは、題材となるアイデアを『物語のあらすじの基礎』として使えるよう、具体的に発展させたものです。

 

コンセプトは「もし~だったら?」という問いかけの形で、1~2行の文で書き表します。

それを読むだけでも、物語の大まかな筋書きを予測できるようにしましょう。

STORYと書かれた本

 

 

 

アイデアとコンセプトの違いを分かりやすくする具体例として【ハリー・ポッター】を取り上げます。

 

 

ハリー・ポッターの初期アイデアは、次のようなものでしょう。

ハリーポッターの初期アイデア

10代の少年少女が魔法を使って活躍する

 

 

このアイデアにドラマ性を加えて、さらに問いかけ方式にすると、コンセプトに仕上がります。

ハリー・ポッターのコンセプト

もし、両親を悪の魔法使いに殺された少年が、魔法を学べる学校へ招かれたら?

しかも、その学校で、悪の魔法使い(と、その手下)に遭遇して、陰謀を阻止するために戦うとしたら?

 

 

 

コンセプトとテーマやモチーフの違い

 

コンセプトとテーマやモチーフは、混同されがちです。

 

このサイトの創作記事では、コンセプト・テーマ・モチーフは、次のように定義します。

コンセプト・テーマ・モチーフの違い
  • コンセプト・・・・・・物語の基盤になるまで、アイデアを発展させたもの。「もし~~だったら?」の形で表現できて、物語の大まかな筋書きを表す。
  • テーマ・・・・・・物語を通して、読者に訴える問いかけのこと。物語の展開を決める軸になるが、明確な形として表さない。読者が物語を読み終えた後、読者の心に残り続けて、人生を生きる活力源となる。
  • モチーフ・・・・・・物語の着想を得た題材。または、参考にした手本。岩崎夏海の著書【もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら】は、ドラッカーの著書【マネジメント】をモチーフにして、そこに『野球部の女子マネージャーが活用する』というアイデア(捻り)を加えている。

 

 

物語におけるコンセプトの重要性

 

物語におけるコンセプトは、その物語が売れるか否かを決定するほど、とても重要なものです。

 

コンセプトは、物語の筋書きを決めるものです。

コンセプトに大きな魅力があれば、それを下地にして作った物語も、とても魅力あるものに仕上がります。

その反対に、コンセプト自体に魅力が無ければ、それを下地にして作った物語もまた、魅力の無いものに仕上がります。

 

たとえ登場人物やテーマが魅力的であろうと、コンセプトに魅力が乏しければ、物語作品としての成功は困難になります。

 

 

 

物語におけるコンセプトの役割

 

実際の執筆に取りかかる前に、しっかりとコンセプトを吟味することには、次3つのメリットがあります。

コンセプトを吟味するメリット
  1. 大衆に受けるコンセプトを選ぶことで、売れる物語に仕上がる可能性が格段に上がる
  2. つまらないコンセプトを除外できるので、時間と労力をかけて、質の低い物語を作ってしまう失敗を回避できる
  3. コンセプト選定の段階で、既存作品と差別化できているかどうか確認できる

 

 

 

コンセプトのメリット①:売れる物語に仕上がる可能性が上がる

 

先ほども触れた通り、コンセプトは『物語のあらすじの基礎』となるものです。

コンセプト自体が目新しくて独自性があり、普遍的なテーマ(人間性や社会問題など)と深く関わる場合・・・・・・そのコンセプトを下地にした物語が大ヒットする可能性は高いです。

 

 

ディズニーアニメ部門最高責任者として、【リトルマーメイド】【美女と野獣】【アラジン】【ライオン・キング】などヒット作を世に送り出したジェフリー・カッツェンバーグは、ディズニーの重役へ次のメモを残しています。

ジェフリー・カッツェンバーグの社内メモ

映画製作という目まぐるしい世界においては、原則的なコンセプトをひとつ創り出したら、それから外れてはならない。

アイデアこそ、王様なのだ。

もし、企画の起点に他にはみられないような斬新なアイデアがあれば、たとえ中庸な出来でも、恐らくその映画は成功するだろう。

しかし、欠陥のあるアイデアから出発してしまうと、たとえ一流のキャストを集めても、湯水のように宣伝費を使っても、その映画は間違いなく失敗する。

 

 

 

コンセプトのメリット②:失敗作を回避できる

 

メリット①の別側面です。

コンテンツを吟味して、つまらなそうなコンテンツを除外すれば、時間と労力をかけて『売れない物語』を作る失敗を回避できます。

 

コンセプトの段階でも、充分に魅力的か否かを判断できます。

思いつく限りのコンセプトを書き並べ、その中から最も面白そうなコンセプトを選んで、物語を作っていきましょう。

 

 

 

コンセプトのメリット③:既存作品と差別化できているか確認できる

 

大ヒットする物語の特徴は、馴染みある要素を持ちつつも、既存作品に無い独創的で目新しい要素を持っていることです。

 

物語は、読者に感情移入してもらうことが前提です。そこで、馴染みある要素(舞台が現実であったり、主人公が平凡な一般人であったりなど)が入っていることが必要になります。

しかし、馴染みある要素ばかりでは、退屈で面白味に欠けます。

馴染みある要素に加えて、さらに『思わずワクワクするような新奇性』や『展開を先読みできない意外性』や『その作品でしか味わえない独創性』などが含まれていると、読者は物語に引き込まれて熱狂します。

寝転んで本を読む女性

 

 

既存作品と差別化できた物語を作れるかどうかは、コンセプトの段階から判別できます。

コンセプトは、物語の筋書きを1~2行で表現した要約です。

コンセプトの内容に既視感を抱いたり、際立った面白味を感じなければ、既存作品から充分に差別化できいません。

その場合は、さらなるアイデアを付け足してコンセプトを捻りましょう。それでも差別化できなさそうなら、その時は潔く見切りをつけて、別のコンセプトを作り直しましょう。

 

 

 

優れたコンセプトを作るための6つの方法

 

以下、優れたコンセプトを作るための6つの方法を紹介します。

 

 

登場人物(特に主人公)にとって最悪の出来事を起こす

 

登場人物(特に主人公)を強大な困難に直面させたり、厳しい制限を掛けたりすることで、それを苦労しながら乗り越えるドラマを強みにする方法です。

 

映画【スピード】は、時速80kmより遅くなると爆発する爆弾がバスに仕掛けられています。しかも、行き先は自動車で混んでいる道ばかり。

結果的に高速道路に出られますが、その高速道路には15メートルも道が途切れた工事区画があり、そこをバスで飛び越える必要に迫られます。

画像引用元:Yahoo!映画|スピード

 

 

 

対照的な登場人物を組ませる

 

性格や社会的立場が正反対の2人を組ませ、一緒に仕事させる・旅させる・同居させるという方法です。

正反対の登場人物が一緒にいれば、必ず衝突が起きます。

この2人の衝突は、笑いを誘うコメディに仕立てられますし、衝突の果てに絆が生まれるドラマにも仕立てられます。

 

映画【メン・イン・ブラック】は、口が達者で軽い性格のJ(ジェームズ・エドワーズ)と寡黙で取っつきにくいKがタッグを組んで、犯罪を起こしたエイリアンを逮捕していきます。

正反対な性格が災いして、何かと衝突するJとKですが、お互いの実力を認め合っています。ともに仕事を続ける過程で信頼関係が深まり、強敵エイリアンを打倒する展開は痛快です。

 

 

 

登場人物と舞台を対照的にする

 

登場人物と舞台(環境)を対照的にして、無理やり両立させる方法です。

意外性に満ちた物語に仕上がります。

 

映画【ジュラシック・パーク】は、クローン技術によって現代に蘇った数多くの恐竜が登場します。

『現代に恐竜が復活する』という意外性と『恐竜が敵となり、人間が捕食される』という恐怖劇が相まって、とても優れたエンターテイメント作品に仕上がっています。

 

 

 

今あるコンセプトに、さらなるアイデアを足す

 

王道であるが使い古された感のあるコンセプトに対して、さらなるアイデアを足すという方法です。

この方法の優れた点は、大衆が親しんでいる王道要素を活かしつつ、同時に目新しさを演出できるところです。

 

映画【スパイダーマン】では、平凡な高校生の主人公ピーターは、大学の研究所で遺伝子操作されたクモに噛まれてしまい、そこから超人に覚醒します。

超人が活躍する物語は、スーパーマンを代表例として、巷にあふれています。しかし、【スパイダーマン】では、超人要素にクモ要素を加えられていて、ただの超人とは一味う面白さがあります。

また、主人公は平凡な学生であることから、視聴者が親しみと共感を抱きやすい点も効果的です。

 

 

 

ありきたりな展開を真逆にする

 

すでに決まりきった物語の筋書きを真逆にして、強い意外性を生み出す方法です。

 

映画【殺したい女】は、財産家の妻が誘拐されて、その夫が誘拐犯から身代金を請求される物語です。

『お金持ちの身内が誘拐されて、身代金を要求される』という展開は、とてもありきたりです。

【殺したい女】の面白いところは、脅迫された夫が喜んで「妻を殺してくれ!」と誘拐犯に告げるという斬新な展開です。

もともと、夫は妻を殺害して財産を独り占めにした後、愛人と楽しく暮らそうと計画していました。それなので、誘拐犯に妻を殺してもらえるなら好都合というわけです。

その後、妻は誘拐犯と協力して、夫へ復讐するというコメディ展開へ発展していきます。

 

 

 

敵を極端に強くしてみる

 

敵役となる登場人物(動物や昆虫を含む)を極端に強化・悪化させる方法です。

普段は取るに足らない人物を極端に強化・悪化させることで、意外性に富んだ強大な敵役が作れます。

 

この手の代表例は、巨大鮫の【ジョーズ】や巨大タコの【オクトパス】のように、巨大生物が敵役の作品です。

大きさをそのままに狂暴化させる代表例は、殺人鬼の魂が乗り移った人形【チャッキー】や狂犬病に冒された人食い犬【クジョー】などです。


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