現実味のある世界観の作り方|小説・漫画・映画の物語づくり

城下町

 

どうも、ノマドクリエイターのショウヘイ(@shohei_creator)です。

 

今回の記事では、『物語の世界観』『世界観を固める時のルール』について説明します。

 

 

物語における世界観とは

 

物語の世界観の設定を作り込むためには、そもそも『世界観とは何か』を理解しておくことが大切ですよね。

とは言え、世界観の意味する範囲は曖昧です。世界観について説明する人によって、それぞれ意味が違うこともあります。

 

この記事では、世界観の定義は、次のものとします。

世界観の定義

【常識・偏見・風習・文化・価値観・趣味趣向・法律・宗教観念・道徳観念・貞操観念・経済観念・物理法則】などから作られる色眼鏡を通した、世界の見え方。

一言で表すなら、登場人物が感じ取っている『世界の雰囲気』

偏光グラス

 

 

 

世界観の基礎となる要素

 

世界観は、その世界観が『自然と出来上がる』さまざま要素の上に成立しています。

世界観の基礎となる要素を具体的に決めることで、読者が矛盾を感じない、整合性のある世界観が作れます。

 

世界観の基礎となる要素は、次のものです。

世界観の基礎となる要素
  • 時代:現在(あなたがいる現実世界)を基準にして、どれほど過去・未来の世界を参考にしているか。参考にする時代により、軍事や産業技術の水準が決まる。
  • 地形:地形によって、気候や天然資源が大きく変わり、その地域に住む人々の生活を左右する。
  • 気候:地形や海(寒流・暖流)の隣接によって大まかに決まる。気候によって、その地域の自然環境が左右される。
  • 天然資源:森林や鉱山など、生活の糧になる資源。資源の量によって、その地域の特産や経済発展度が左右される。
  • 魔法:その世界における魔法の有無。また、習得の難易度。便利な魔法が使える場合、その世界の産業や軍事、人々の生活水準に大きな影響を与える。
  • 産業技術:産業に利用される技術力の程度。機械の導入具合、動力の種類など。産業技術の高さは、政治や軍事、生活水準に影響を与える。
  • 魔物:人々に脅威を与える存在の有無。魔物が生息する世界の場合、政治と軍事の方針に大きな影響を与える。
  • 政治:王政か共和政かにより、統治方法や権力構造に大きな違いが生まれる。
  • 経済:主に通貨制度の有無。経済の発展度は、商人組合や両替商、株式、保険などに大きく影響する。経済力の大きさは、軍事力の強さに直結する。
  • 軍事:兵士の数と軍事技術の程度。軍事技術の高さによって、戦略や戦法が大きく変わる。
  • 宗教:特定の神を信仰する教えの有無。宗教は、政治方針や生活習慣に大きな影響を与える。
  • 生活水準:食糧事情や水道・ガス・電気の整備状況など。

 

 

世界観の要素:時代

 

現実のいつの時代を参考にするかによって、創作世界の文明は、大まかに定まります。

 

たとえば、ファンタジー世界でおなじみの『中世』を参考にするなら、軍事の主役は騎兵と歩兵です。主要な武器は、剣・槍・弓矢となります。

人々の生活は、日の出とともに起きて、日が沈むと床に就きます。電気を使った電灯は存在しないので、樹脂・獣脂に点けた火を明かりにします。

主要な産業は、農業と繊維業です。鉄鋼業は、農具と武具を主に生産しています。産業に機械動力が導入された場合、子どもや女性が働き手として駆り出され、工場で長時間労働を求められます。

村や都市の外は、道が整備されておらず、野犬と野盗に襲われる危険が付きまといます。都市から都市へ商品を売り歩く隊商(キャラバン)は、用心棒を雇って移動します。

都市の道路は、馬や野飼いの犬、そして人糞にあふれています(物語で描写する必要はありません)。

 

 

近未来を舞台にするなら、単純労働が機械に置き換えられ、さまざまなことを自動化されることが前提です。

農業は露地栽培が縮小して、ドーム内の栽培が主流となります。水と栄養はパイプを通して、自動的に植物へ撒かれます。太陽光については、雨天時は人工太陽光を使います。台風などの自然災害を受けないので、食料生産は安定しています。

運搬業も自動化が進み、無人運搬車が普及します。自動車は自動操縦が基本となり、道路も自動操縦を前提に最適化されます。乗用車の大きさは縮小して、動力は電気と磁力となります。また、ドローンによる空中宅配と埋設レーンによる地下宅配が普及して、商品が自宅の宅配ボックスへ直接的に届くようになります。

食糧事情の改善と労働の自動化が進み、人々の生活に余裕が生まれ、さほど働かなくても生活できるようになります。情報媒体の娯楽産業が主要となり、バーチャルリアリティを基本にした体験型ゲームが溢れかえります。

都市

 

 

 

世界観の要素:地形

 

山脈や河川、海の配置によって、その地域の気候や天然資源、都市の発展具合が変わってきます。

 

人々の生活に水は欠かせないので、町村や都市が築かれる場所は、河川か海の近くです。

急斜面の山から河川が流れてきている場合は、大雨によって洪水被害が起きやすくなるので、治水技術が発達します。また、洪水によって山から肥沃な土壌が流れてくるので、河川の中流から下流は、農作に適した土壌になります。

川沿いの農地

 

 

海に隣接した地域は、漁業が盛んになります。大きな港があるなら、地域外から船が往来するようになるので、貿易業も盛んになります。経済発展しやすいので、大きな都市が出来やすいです。

港町

 

 

海と山に挟まれた地域は、海の湿気を帯びた空気が山を上る過程で、雨が降りやすいです。また、海が暖流の場合、湿度が上がりやすいので、頻繁に雨が降ります。

それに対して、寒流の海と山の向こう側の地帯は、雨が降りづらくなるので、一帯が乾燥地帯(酷ければ砂漠)となります。

乾燥地帯

 

 

近場に炭鉱や鉄鉱があれば、産業技術が発達しやすくなります。

特に、鉄は武器や鎧の原料になるので、地域の軍事力に大きな影響力を持ちます。その結果、地下資源の豊富な地域では、資源の奪い合う戦争が起こりやすいです。

鉱山

 

 

 

世界観の要素:気候

 

気候(特に雨の量)によって、その地域の自然環境、ひいては人々の産業は左右されます。

 

降雨量が多い地域は、植物が育ちやすいので、農業が盛んになります。

また、森林資源も豊富なので、住居は木造建築が多くなります。

農村民の女性

 

 

それに対して、降雨量の少ない地域は、植物が育ちづらいので、あまり農業が盛んになりません。その代わり、繊維の加工品を作り、生活の糧にしています。

極端に乾燥している地域の場合、森林資源が不足しています。それなので、住居に使われる素材は、石や土となります。

中東の街並み

 

 

 

世界観の要素:天然資源

 

天然資源の豊富さは、その地域の産業と暮らしに大きな変化をもたらします。

 

森林が多ければ、燃料としての薪が調達できるので、火を多用する加工品(陶器など)を作りやすくなります。

また、牛や羊の餌に事欠かないので、畜産業が盛んになります。

牧場

 

 

石炭が多ければ、都市へ輸出する石炭を掘り起こすために、鉱山近辺に街が生まれます。外部から続々と労働者が出稼ぎに来るので、どんどん街が大きくなります。

石炭が枯渇した場合、街から人々は立ち去り、廃墟となります。

石炭街

 

 

鉄鉱資源が多ければ、鉄器具の生産が盛んになります。

近くに精錬所が建てられ、街も生まれますが、資源が枯渇すると廃墟となります。

鉱山街

 

 

 

世界観の要素:魔法

 

魔法が登場する世界の場合、魔法が軍事や産業にもたらす影響を考慮する必要があります。

 

たとえば、傷を治療する魔法がある場合は、医者の職業に多大な影響を与えます。そこそこの勉強で治療魔法が使えるなら、その世界では医師めいた医師はいません。その代わり、魔法治療師という職業が生まれます。

 

また、飛行や瞬間移動の魔法がある場合は、貴族は馬車に乗らなくなります。その代わり、お付きの移動魔法使いを雇って、行きたい場所へ瞬時に連れて行ってもらうでしょう。

 

軍事にも魔法が導入され、魔導士部隊が編成されます。軍事魔導士を育成する教育機関、さらには軍事用の殺戮魔法を研究する極秘機関も設けられるでしょう。

 

魔法の力は、産業にも応用されます。浮遊系魔法は、鉱石や建築材料の運搬に使われます。火炎魔法は、炉の火力として、または蒸気力を生み出す熱エネルギーとして使われます。

魔法使い

 

 

 

世界観の要素:産業技術

 

産業技術の高さは、人々の暮らしの豊かさに直結します。

蒸気機関の発明によって産業が飛躍的に進歩したように、特に『労働を肩代わりする機械』と『機械を動かす動力源』が重要です。

 

産業技術の進歩に伴い、人々の働き方も様変わりします。

産業機械(たとえば、織物業の織り機)が普及し始めた頃は、非力な子供や女性は、工場で機械を動かす労働力となりました。

多くの工場では、朝早くから夜遅くまで労働者を酷使したので、労使間の問題が絶えません。ストライキも多発します。

また、産業機械を導入し始めた地域では、手工業の労働者が職を奪われることを恐れて、機械を打ち終わそうとする運動を必ず起こします(例:ラッダイト運動)。

児童労働

 

 

蒸気力を活かした蒸気機関が確立すると、蒸気機関車や蒸気船が生まれ、物資運搬の効率は劇的に向上します。

蒸気機関車

 

 

 

世界観の要素:魔物

 

魔物が生息する世界の場合は、人々の営みに必ず魔物対策が混じります。

 

たとえば、村や街の周囲には、何かしら壁や堀が築かれます。村では自警団が警戒に当たり、街では護衛兵が巡回します。

 

都市では、魔物討伐の依頼を受け付ける集会場が設けられます。魔物討伐を生業にする専業冒険者は、集会場に立ち寄って依頼を受け付け、辺境の村や街へ向かいます。

人々は、基本的に村や都市内で暮らすようになり、迂闊に外へ出ていきません。どうしても遠出する必要がある場合は、武器を携行するか、護衛を雇います。

冒険者

 

 

 

世界観の要素:政治

 

政治は、王政か共和政かによって、政治方針が変わります。

 

王政の場合は、王が絶対的な権力者です。国の政治は、王の判断によって、良くも悪くも左右されます。

歴史上、世襲制による王位継承は、権力に甘んじた腐敗を生みやすいです。より多くの富を求めた王は、総じて国民の税負担を増大させます。いわゆる圧政です。国民を虐げる王政は、クーデターを起こされて滅びるのが世の常です。

 

共和政の場合、人々から選ばれた議員が政治を動かすので、王政のような暴走は起こりづらいです。民衆の声が反映されやすいのも特徴です。

ただし、共和政も権力争いは起きるので、何かしら内部腐敗が起こります。また、議員選出に貴族を優遇する制度が存在することが多く(例:貴族院)、貴族は自分の権力を守るために保守的になるので、必ずしも平等な政治が執り行われるわけではありません。

議会

 

 

 

世界観の要素:経済

 

経済面では、まずは天然資源が豊富であることが重要になります。

木炭や鉄鉱のような鉱物が発掘できる鉱山、塩(食材の保存に重宝)や海産物が手に入る港街、大河の恵みを受けた肥沃な大地は、経済発展に非常に有利です。

また、胡椒を代表とする香辛料、ガラスや白磁などの工芸品は、貿易品として極めて価値が高いので、経済発展に大きく寄与します。

 

 

貨幣経済が成立しているかどうかも重要です。

貨幣流通が盛んであれば、外部から商人が訪れやすくなるので、物資の流動が良くなって市場が賑わいます。ある程度の経済力が生まれれば、貨幣を取り扱う商行為(金貸し、両替商、株式発行、保険業など)も盛んとなり、さらに市場が賑わいます。

 

経済力の強さは、軍事力の強さともなります。豊富な資金があれば、多くの兵士を擁して、武具を整えられ、強固な防壁を建造できるからです。

 

 

世界観の要素:軍事

 

軍事については、登場する都市や国の軍事武器の水準によって、戦略と戦法が変わってきます。

軍事武器の水準段階は、次の4段階です

軍事武器の水準段階
  • 石製武器(先端に鋭く尖った石を取り付けた武器。石斧や石槍など)
  • 金属製武器(先端に金属製の刃を付けた武器。鉄剣や鉄槍など)
  • 火薬兵器(火薬を利用した殺傷兵器。銃や爆弾など)
  • 科学・化学兵器(核兵器、衛星兵器、光学兵器、毒兵器、細菌兵器など、なんでもござれ)

 

 

石製武器~金属製武器については、槍兵・騎兵・弓兵が主要な戦力です。戦陣は、槍兵は前陣、弓兵は後陣が基本です。騎兵は、奇襲や遊撃の役割を担います。

しかし、銃を代表とする火薬兵器が普及すると、軽装で動ける歩兵に戦力価値が見出されます。その反対に、騎兵は的が大きいことから、存在価値が薄れました。銃を携帯した一撃離脱の竜騎兵が登場したこともありますが、反転して逃げる時に、背後から歩兵に狙撃されること多く、実戦向きとは言えませんでした。

科学・化学兵器の段階になると、もはや何でもありと言った感じです。

 

 

ファンタジー系の創作物語で重要となる軍事武器は、魔法です。魔法の有無によって、軍事戦略と戦法は、根本から変わってきます。

どんな設定であれ、魔法は基本的に軍事利用されます。魔法が使える世界なら、軍事力として魔導士編隊が存在する考えましょう。

空を飛べる魔法があるなら、機動力を活かした奇襲部隊が編成されることは、間違いありません。銃火器も登場するなら、飛行魔導士に銃を持たせて、高速遊撃隊という役割も任せられるでしょう(例:幼女戦記)。

 

 

 

世界観の要素:宗教

 

宗教は、人々の生活規範となるものです。

物語に何か宗教を登場させるなら、その宗教を信仰する人々の生活習慣に、何かしら宗教的儀礼が含まれることが自然です。

 

たとえば、世界三大宗教の1つであるキリスト教は、日曜日に教会へ行って礼拝します。

教会

 

 

イスラム教の場合は、1日の5回の礼拝が義務付けられています。それぞれの礼拝に名前があり、時間帯も決まっています。

イスラム教の礼拝について
  • 1回目(ファジュル): 日の出前
  • 2回目(ズフル): お昼すぎ
  • 3回目(アスル): 日没前
  • 4回目(マグリブ): 日没後
  • 5回目(イシャー): 寝る前
イスラム礼拝

 

 

また、政治と宗教は、密接に関わっています。というのも、人々を支配する手段として、絶対者に対する信仰と服従を求める宗教は、とても都合が良いからです。

物語の世界に宗教要素を導入するなら、政治の一環として取り込まれている設定を入れると、現実味のある内容となります。

 

 

 

世界観の要素:生活水準

 

生活水準については、食糧事情と生活設備(水道・ガス・電気・下水処理など)が重要となります。

 

食糧事情については、その地域で栽培できる食物や市場の流通によって変わります。

たとえば、土地が肥えている場所であれば、農作物は豊富に収穫できます。食卓に野菜が並ぶことは当然です。畜産も盛んですから、牛や羊の肉が並ぶこともあるでしょう。

しかし、もしも乾燥地帯であれば、新鮮な野菜は調達しづらくなります。基本的に、乾燥に強い小麦粉やトウモロコシ、イモ類が主食となります。または、畜産物(乳や肉)も主要な食糧となります。

 

生活設備については、生活様式に大きく影響します。

現代のような水道が無ければ、井戸や川へ行って、生活水を汲んでくる必要があります。近くに水を汲む場所が無ければ、雨水を水ガメなどに貯めておく必要があります。

ガスが無ければ、料理する度に、炉に薪をくべて燃やさないといけません。

電気が無ければ、夜の明かりは、動物油や植物油を燃やします。当然、冷蔵庫もありませんから、腐敗しやすい生肉は塩漬けして、干し肉に加工するしかありません。

下水道が整っていなければ、用を足す時は、基本的に川を使うことになります(川の中に入るか、川の上にボットン便所を作るか)。もしくは、適当に穴を掘って、用を足した後に埋めるかです。……まあ、糞便処理に関しては、描写から除外しても、何も問題ありませんけれど。

 

 

 

世界観を具体的に固める時のルール

 

世界観に違和をもたらす要素があると、読者は「ん?」と我に返り、せっかく物語に陶酔していた気分を打ち壊されてしまいます。

 

これから、世界観を固める時に守るべきルールを紹介します。

 

 

特殊な設定により生まれる『利益と危険』を考慮する

 

特に注意すべきは『強力な存在』です。

 

たとえば【とある魔術の禁書目録】では、生徒が学園都市外へ出る時は、外出許可をもらう必要があります。申請書類の提出を求められ、さらに発信機付きのナノデバイスを注射されます。

ここまで外出許可に慎重な理由は、学園都市の科学技術や能力開発などの情報が漏洩しないための配慮です。学園都市の生徒は、その能力も含めて、都市外部の組織にとって『強力な存在』です。当然の措置と言えます。

もしも作者の思慮が浅く、生徒が気軽に学園都市内外を行き来する描写があったら、読者はどう思うでしょうか? 間違いなく設定の甘さを指摘して、作者と作品に対する評価を下げます。

 

『強力な存在』は、大きな利益をもたらすと同時に、扱いによって危険な事態をもたらします。危険性があるなら、周囲の人物は、何かしら対策(監視や隔離など)を講じていないと不自然です。

これを考慮していないと、物語全体に、御都合主義な雰囲気が漂ってしまいます。

 

 

 

描写に使う言葉は、その時代の文化に合わせる

 

これは、現代の日本を舞台としない物語を書く時に、特に注意すべきことです。

 

たとえ描写であっても、世界観に合わない言葉を使うと、物語が作り出している雰囲気を壊します。

たとえば、西洋風の冒険物語において、石化魔法にかかった仲間を『まるで地蔵のように、直立したまま石になってしまった』と描写した場合です。

地蔵は、仏教が浸透した地域で見られる石像なので、西洋世界と合いません。地蔵から感じる和風の雰囲気は、西洋物語の雰囲気をぶち壊します。

お地蔵

 

 

また、歴史小説を書く場合は、その時代の言葉を使って描写するべきです。

たとえば、平安時代の貴族の生活を描くなら、描写に使う言葉は、古い言い回しの方が雰囲気に合います。必ず気を付けるべきは、横文字を使わないことです。横文字は外来語が多いので、和風の雰囲気を壊します。

古い言い回しの具体例

(現代の言い回し) → (古い言い回し)

  • キス → 接吻
  • デート → 逢引き
  • カフェ → 茶屋
  • パジャマ → 寝間着
  • ハンガー → 衣文掛け
  • スプーン → 匙
  • タオル → 手ぬぐい

 

 

 

史実でも、雰囲気を壊す汚い設定は除去する

 

たとえ史実であっても、物語の雰囲気を台無しにするような場合は、あえて描写から除去することも大切です。

 

たとえば、ファンタジー世界を扱う物語は、舞台が中世ヨーロッパを参考にしていることが多いですね。

実際の中世の街は、街道に大量の汚物で落ちていて、とても景観が悪いです。

こうなる理由は、馬車を引く馬や野飼いの犬が糞を垂れ流していたからです。また、下水施設が整っていなかったので、人々は窓からが街道へ汚物を投げ捨てていました。

汚物処理

 

 

汚物の処理施設が整っていないことは、宮殿の暮らしでも同じです。

宮殿にもトイレはあったそうですが、使用者に対して数が少なすぎたため、その辺で用を足すことが習慣化していました。この頃の貴婦人は、ふっくらと膨らんだスカート(フープ・スカート)を履いていますが、その辺で用を足した時に、スカートが汚れないようにするための構造のようです。

ルイ14世は、ルーブル宮殿が糞尿によって汚れ過ぎたため、宮殿をヴェルサイユへ移したと言われているほどです。

ルーブル宮殿

 

 

中世ヨーロッパの暮らしが汚物と隣合わせとは言え、ファンタジー世界の街並みを史実に合わせてしまったら、読者は物語に没頭できません。「うわぁ・・・・・・」と嫌悪を憶えて、そっと本を閉じることでしょう。

必要に応じて、読者に不快となる設定を除くようにしましょう。

 


たくさんの収入と自由時間を手にして、好き放題に創作活動を楽しむ、たった1つの方法


メルマガヘッダー

 

「将来は作家になりたいけど……収入面が不安」

「作家になっても、スランプになって稼げなくなったら、どうしよう・・・・・・」

 

こんな不安、あなたも持っていませんか?

 

私もその1人でした。

作家の収入の不安定さが気になり、まっすぐ作家を目指すことを危険に思っていました。

 

そこで、私は回り道して『創作活動する自由時間を確保しつつ、安定した経済基盤作ること』を優先しました。

 

その結果、パソコンを使って稼ぐ仕組みを作り上げて、収入と自由時間を両立する生き方を見つけました。

 

 


パソコン1台で、いつでも・どこでも稼ぐ能力を身につけて、

『一定以上の収入』と『たっぷりの自由時間』を確保して、

日本各地を旅して人生経験を増やし、作家としての引き出しを増やしながら、

創作資料に囲まれて、朝から晩まで創作活動に熱中できる。


 

 

そんな生活の実現方法を『無料メール講座』で伝えています♪

※ 期間限定、5万円相当のプレゼント付き

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です