どうも、ノマドクリエイターのショウヘイ( @shohei_creator )です。
ブログアシスタントのふーちゃんです。
今回の記事では、 2019 年 7 月 18 日に正式オープンした新興の小説投稿サイト【ノベルアッププラス】について、投稿サイトとしての機能や使い方を説明します。
新興サイトだけあって、ノベルアッププラスの機能は、すごいのです!
小説を投稿するための機能性に優れているだけでなく、ユーザー間のコミュニケーションを促進する要素だったり、ゲーム要素も含んでいたりします!
マーケティングの観点から見て、ノベルアッププラスのサイト構造は、とても素晴らしいです。
おそらく、現行の小説投稿サイトの中で、最も出来が良いと言えます。かなりの伸びしろを感じますね。
小説家になろうやカクヨムのような大手小説投稿サイトから、続々と投稿者が流れてくることは、間違いないですよ。
小説投稿サイト「ノベルアッププラス」とは
ノベルアッププラスは、模型・玩具・ゲームとしても有名な株式会社ホビージャパンが運営する小説投稿サイトです。
ホビージャパンには、ライトノベル系レーベルの HJ 文庫・ HJ ノベルスがあります。そのため、小説投稿サイトの運営についても事業を広めたようです。
レーベルが運営する小説投稿サイトだけあって、活発に小説コンテンストが開催されることが見こまれます。
定期的にチェックしていきましょう。
ノベルアッププラスの魅力とは
ノベルアッププラスは、小説投稿サイトとしては、後発組です。
平凡な機能を搭載しているだけでは、先行している小説家になろうやカクヨムには、知名度の面で勝てません。
そのため、新規投稿者を獲得するために、かなりマーケティング戦略が練られているように感じました。
小説を書く・読むのみならず、いろいろな遊び要素も盛りだくさんってことです。
いったん使ってみれば、何度も訪れたくなるはずですよ。
それでは、ノベルアッププラスのどういった点が魅力なのかについて、1つ1つ取り上げていきましょう。
ちなみに、サイトの基調として淡い緑色が使われているので、目に優しく、安心感を感じさせるデザインになっていることも魅力ですよ。
魅力 1 :小説作品の管理・編集ページが使いやすい
小説投稿サイトなわけですから、小説作品の管理・編集のしやすさは、とても重要です。
実際に小説作品の管理・編集ページを操作してみましたが、どこを操作すればどんなことが出来るのか、とても分かりやすかったです。直感的に操作できます。
こちらは、ノベルアッププラスの小説作品の管理ページです。
どのページも基本的に1カラム式(サイドバーが無い)ので、余計な情報が目に入ってきません。
目移りしないので、どこを見ればいいのか、直感で分かります。
こちらは、エピソード(話)の作成・編集ページです。
上から下に向かってエピソード内容を記入していける構造になっているので、とても分かりやすいページ設計になっています。
あなたが操作に迷うことは、無いでしょう。
小説のエピソード本文を入力する欄にしても、投稿者が使いやすいように設計されています。
操作アイコンに『何が起きるのか』の状態も表示されているので、操作した後の表示がどうなるのか、すぐに想像できます。
字下げについては、ボタンをクリックするだけで、カギ括弧「」や丸括弧()を除いた全文が字下げされます。
つまり、「会話文」や(心の声)は、字下げされません。地の文のみが字下げされます。
魅力 2 :作者・作品を応援する仕組み
ノベルアッププラスには、応援ポイントという仕組みが導入されています。
この応援ポイントは、ノベルアッププラスにログインするたびに、デイリーボーナスとして贈呈されます。
スマホゲームでいうところスタミナみたいなものですね。
応援ポイントは、作者の小説作品に感想コメントや感想スタンプをつける時に、任意の数値を割り振れます。
つまり、作者と作品に対する応援の気持ちを目に見えた数値で表現できるわけです。
感想コメントや感想スタンプも嬉しいですが、応援されていることが数値として分かると、「応援されているんだな」って実感が湧きやすそうです!
しかも、応援ポイントが多い作品ほどランキング上位になるので、知名度の方でも応援できるってことですね。
精神面の動機づけは、小説を書き続けるために欠かせないものだからね。
この仕組みは、素晴らしいと思う。
小説の投稿者は、応援ポイントの概念が導入されていない他の小説投稿サイトを使うことに、どんどん味気なさを感じるようになるだろうね。
あとね、応援ポイントに使用期限を設けているところも、地味ながら上手いと思った。
どうやら、ログインボーナスで応援ポイントを獲得してから 24 時間ほどが経過すると、ポイントが自然消滅するみたい。
これ、応援ポイントを使いたくなるように仕向けるための動機づけだよ。
ノベルアッププラスの運営者さん……策士です。
応援の感想をつけたくさせて、ユーザー交流を活発化させることが狙いですね。
魅力 3 :作者・作品に対する感想をスタンプで表現できる
ノベルアッププラスでは、作者・作品に対して感想を伝えたい時に、通常のテキストコメントのみならず、スタンプも使えます。
スタンプを使えば、ほんの数秒の時間だけで、感情表現を加えながらの感想をつけられます。
スタンプを使って感想をつけられるんですね!
感想をつけるのも楽しくなりそうです
pixiv でも導入されている仕組みだけれど、小説の感想に応用したことは、かなり上手い戦略だと思うよ。
文章を書いて送るわけではないから、読者側は、たった数秒で気軽に感想を送れる。
たいていの人は、普段から LINE スタンプに使い慣れているだろうから、積極的に活用するだろうね。
しかも、文章だけでは伝えられない感情をイラストで表現できるから、なおのこと使いたくなる。
すごく面白かった話には、スタンプ爆撃したくなっちゃいますねっ!
待て
魅力 4 :投げ銭の制度が導入されている
ノベルアッププラスには、ノベラポイントという概念が導入されています。
ノベラポイントは、ノベルアッププラスを使っているだけでは、入手できません。
ノベラポイントは、 1 ポイント 1 円の換算で、専用のストアページで購入できます。
ノベラポイントを使うことで、有料限定のアバターやスタンプを購入できます。
ノベラポイントは、小説作品に感想をつける時に、感想コメントあるいは感想スタンプに割り振れるようになっています。
読者から贈られたノベラポイントは、貢献ポイントとして、ノベルアップ運営から作者に付与されます。
作者が得た貢献ポイントは、有料アイテムの購入に使える他、貢献ポイントを現金に交換して、指定の銀行口座に振り込んでもらうことも可能です。
感想につけたノベラポイントが作者さんの貢献ポイントになり、貢献ポイントは現金に交換できる……。
つまり、投げ銭ってことですね!
「こんな良質な作品を無料で読めるなんて! これにはお金を払っても良い!」って人は、ノベラポイントを購入して、感想をつける時にノベラポイントを割り振ればいいってことだね。
小説作品の PV 数にも基づく報酬支払いが無い代わりに、投げ銭制度によって、作者に利益を与える仕組みを導入しているわけだ。
1 ノベラポイントがどれくらいの貢献ポイントになるのか、そして 1 円に交換するためにどれほどの貢献ポイントが必要になるのか……そういった交換レートは公開されていないみたいだね。
1000 貢献ポイントから交換できるみたいだから、おそらく、 1 円= 1 貢献ポイントかもね。
魅力 5 :ユーザーの称号とレベルアップ制度
ノベルアッププラスには、独自のユーザー称号とレベルアップの制度が導入されています。
ノベルアッププラスで多くの小説を投稿したり、小説を読んだり、感想をつけたりすることで、称号獲得やレベルアップできる仕様なんだろうね。
ノベルアッププラスを使えば使うほど、自分のアカウントが育っていくってこと。
なんだか育成ゲームみたいで面白そうですね!
いっぱい小説を書いたり読んだりしたくなりますね。
それがノベルアッププラス運営者の狙いなんだろうね……策士だ。
自分のアカウントが育成されていけば、少なからず愛着が湧くようになる。アカウントのみならず、ノベルアッププラスそのものにも。
そうなると、「どうせ小説を読むんだったら、ノベルアッププラスで読もっと。アカウントも育つし」って具合に、読者がどんどん定着していくわけだ。
す、すごい策略が練られているわけですね……。
魅力 6 :期間ランキング以外のピックアップ機能が搭載されている
ノベルアッププラスには、日間・週間・月間・総合の期間ランキングとは別に、新着作品・注目作品・読者のオススメ作品といったピックアップ機能が搭載されています。
どのような評価アルゴリズムを用いているか分かりませんが、各テーマごとに、特定の作品が一覧として表示されるようになっています。
『新着作品』は、文字通りとして……。
『注目作品』は非ランキング掲載で応援ポイントの多い作品、『読者のおすすめの作品』は有料の【おすすめチケット】が使われた作品が上位に表示されやすい仕組みなんだと思う。
あくまでも、推測だけれど。
いわゆる人気ランキングとは別に、まだ見ぬ良作を見つけやすくなる仕組みって素敵ですね。
人気ランキングは常連ばかりになるので、『注目作品』や『読者のおすすめの作品』の方が頻繁に見るかもです。
人気ランキングは、『有名作ほど有名になる』からね。
バンドワゴン効果・ザイオンス効果・ハロー効果……それらの人間心理が何重にも働いて、ずっとランキングに乗り続けちゃう。
だからこそ、『注目作品』や『読者のおすすめの作品』として住み分けをおこなっていることは、素晴らしい配慮だと思う。
まだ見ぬ良作が掘り起こされる可能性が高いから、単なる人気ランキングと新着作品しか導入していない小説投稿サイトよりも、小説そのものの質を評価してもらいやすいと言えるね。
魅力 7 :ユーザー同士の交流が活発
上記の魅力を見てもらえれば分かる通り、ノベルアッププラスには、ユーザー同士が交流できることに配慮された仕組みが数多く導入されています。
小説投稿サイトとは別に、 SNS のようなコミュニケーションサイトとしても機能します。
単に小説を書いたり読んだりするだけではなくて、同じ小説好きユーザーさんとの交流も楽しみやすいってことです。
アバター機能やスタンプ機能は、他ユーザーとの交流の楽しみを倍増させてくれますよ。
YouTuber とそのチャンネル登録者の関係性が代表例のように、今後の時代は、コミュニティに所属していることに価値が見いだせる度合いが大きくなります。
情報社会化が進み、近隣の交流が少なくなったからこそ起きた反動ですね。
ノベルアッププラスのサイトの仕組みは、今後の時代の流れに沿っているってことですね。
投げ銭制度にしてもコミュニティ形成にしても、ノベルアッププラスには、今後ますますユーザーが増えていく要素しか見られません。
早いうちに他の小説投稿サイトから乗り換えて、競合作品が増えすぎないうちに、どんどん作品を投稿していった方がいいですよ。
競合作品が多くなりすぎると、作品埋もれが起こりますからね……。
小説家になろうの異世界転生・召喚ジャンルなんて、なんかもう、訳が分からないくらいです。
ノベルアッププラスに会員登録する方法
はじめに、ノベルアッププラスで会員登録を済ませましょう。
ノベルアッププラスのトップページ右上にある【新規登録】をクリックして、会員登録ページを開きます。
ノベルアッププラスの会員登録は、メールアドレスを登録する方式か、あるいは手持ちの SNS アカウントでログインする方式のどちらかを選べます。
今回の記事では、メールアドレスを登録する方式で、会員登録の手順を説明します。
メールアドレス登録方式の場合は、下記の会員情報を入力していきます。
ひと通りの会員情報を入力したら、利用規約とプライバシーポリシーを読み、最後に【登録する】をクリックしましょう。
- メールアドレス(必須)
- パスワード(必須)
- ユーザー名(必須)
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- 生年月日(必須)
- 性別(必須)
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ノベルアッププラスの会員登録が完了すると、先ほど入力したメールアドレスに、ノベルアップ運営からメールが届いています。
メール内にある URL をクリックして、メールアドレスの認証をおこないましょう。
ノベルアッププラスに小説作品を登録しよう
ノベルアッププラスに小説を投稿するためには、マイページより、【作品】をクリックします。
ノベルアッププラスの作品管理ページが開きます。
まだノベルアッププラスの報酬支払いプログラムに応募していない場合は、下の画像のように、案内書きが表示されます。
ノベルアップ+貢献ポイントプログラム利用規約を読んだ後に、【利用規約を確認】にチェックをつけて、【同意する】をクリックしましょう。
すると、報酬支払いプログラムの案内書きが消えます。
【新しい作品を作成】をクリックしましょう。
ノベルアッププラスの新規作品の登録ページが開きます。
あなたが書いていく小説作品についての情報を設定してください。
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『作品タイトル』と『作者からの一言コメント』は、小説作品の概要欄に表示される情報です。
いわば、小説作品の入り口であり、印象を決める顔です。
適当なタイトルや一言コメントを書いてしまうと、新規読者を逃す原因となるでしょう。
小説作品の PV 数が劇的に増えるような小説タイトルの付け方については、こちらの記事を参考にしてくださいね。
ノベルアッププラスの作品管理ページが表示されて、先ほど登録した小説作品の情報が反映されていれば、登録完了です。
次に、登録した作品タイトルをクリックしましょう。
ページ下から作品に対する操作画面がせり上がってくるので、【最初のエピソードを執筆】をクリックします。
新規エピソードの作成・編集ページが開くので、章タイトル・エピソードタイトル・エピソード本文などを書いてください。
エピソード内容がどのように表示されるのか確認したい場合は、ページ右上にある【プレビュー】をクリックしてください。
また、エピソード内容を途中で保存したい場合には、【保存】をクリックしましょう。
ひと通りのエピソード内容を書き終えたら、公開設定に移りましょう。
【公開日時設定】が未設定の場合には、即時に公開されます。
【公開日時設定】については、年月日のみならず、時間と分まで指定できます。
最後に、【入力内容を保存】をクリックしましょう。
ノベルアッププラスの作品管理ページに戻り、今度は【章・エピソード管理】をクリックしてみましょう。
すると、小説作品の章・エピソード管理ページが開きます。
先ほど登録したエピソード内容が追加されていますね。
ノベルアッププラスに小説作品に新エピソードを追加しよう
ノベルアッププラスの小説作品に新エピソードを追加したい場合は、ノベルアッププラスの作品管理ページより、対象の小説作品をクリックします。
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最初のエピソードを追加した時のように、追加エピソード用の作成・編集ページが開かれます。
前回と同じように、エピソードタイトルとエピソード本文などを書いていきましょう。
なお、章タイトルを改める必要がない場合は、章タイトルを未記入にしておきましょう。
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