どうも、ノマドクリエイターのショウヘイ( @shohei_creator )です。
小説・ラノベの執筆に使えるフリーソフトは、メモ帳・ワードパット・サクラエディタ・ TeraPad など、数多く登場しています。
しかし、この手のフリーソフトは、横書きの体裁であることが大半です。原稿用紙に書き込むように、縦書きの感覚で執筆できません。縦書き執筆にこだわりのある人にとって、不満があることでしょう。
そこで、今回の記事では、縦書きの執筆に特化したフリーソフト【 TATEditor 】を紹介します。
縦書き執筆支援フリーソフト【 TATEditor 】|機能と使い方
まずは、 TATEditor をパソコンにダウンロード&インストールしましょう。
TATEditor は、窓の杜【 TATEditor 】よりダウンロードできます。通常版と 64bit 版の 2 種類が用意されています。
あなたのパソコンのオペレーティングシステムが 64bit なら、 64bit 版をダウンロードしてください。
オペレーティングシステムの調べ方が分からない場合は、【スタートメニュー】⇒【システムとセキュリティ】⇒【システム】の順番でクリックすると、コンピューターの基本情報が表示されます。
システムの種類が何ビットか確認しましょう。
ダウンロードが終わったら、インストーラーをクリックして、インストールを完了させましょう。
こちらは、 TATEditor の初期画面です。左側が執筆領域、右側がアウトラインプロセッサになります。
TATEditor では、文字の大きさや形式、背景色など、さまざまな設定を自由に調整できます。ひとまず、調整方法については、簡易設定ウィザードの中身を変えるだけで充分です。
原稿用紙のようにマス目を表示したい場合は、簡易設定ウィザードの【原稿用紙(仮)】をチェックしましょう。
アウトラインプロセッサの項目を増減・編集したい場合は、マウスカーソルを合わせて右クリックしてください。オプションウィンドウが開きます。
執筆時に【1つ前の状態に戻す・1つ次の状態に進める】ということをおこないたい場合は、編集メニューのアンドゥ(前に戻る)とリドゥ(次に進める)から操作してください。
小説家になろうやカクヨムなどの小説投稿サイト独特の記法(ルビ振りの処理)のままに執筆したい場合は、表示メニューから【マークアップ形式】を選び、投稿予定のサイトを選びましょう。
文章の一部に『タグと呼ばれる特殊な文字列』を付けることで、特殊な文字装飾をおこなう記述言語です。
マークアップ形式にカクヨムを選択した場合は、ルビを振りたい漢字の後ろに囲み記号《》を置いて、内部にひらがなを書き込む。すると、該当漢字の右側にルビ形式で書ける。たとえば、『縦書《たてが》き』と記述すれば、表示上は『縦書き』となる。
最後に、 TATEditor に文章を流し込んだ状態の画像を載せておきます。こんな感じになるんだ、という使用イメージとして参考にしてください。